主に関西の高校が、大学入試センター試験だけで合否判定をしている有名私立大4校(関西学院大学、関西大学、同志社大学、立命館大学)の合格水増しをしている問題ですが、
これは
大学側もグルなのでしょうか・・・・
読売新聞の取材によると、この有名私立大4校「関関同立」の2007年度の総募集人数は2572人なのですが、その9倍近い2万2827人も合格させています。
でも、実際の入学者は、これだけ合格させても定員割れして2082人しかいません。入学率(合格した人のうち入学した人の割合)は9.1%しかまありません。
大学入試センター試験の結果だけで合否判定するのに、受験料は1人当たり1万5千円から1万8千円も取って、センター試験の結果を入手する費用は1人当たり570円だそうです。
570円で、
1万5〜8千円の収益。
4校合計で志願者(受験申込み者数)が7万4845人いたそうで、総額では、
12億8千万円の収益を、
たった
4266万円の費用で。
この入試方式は、学生側にとっては新たに試験を受けることなく複数の大学に併願できます。超楽ですね。
大学側は、わざわざ自前の入試問題を作ったり、採点する手間が一切かかりません。
ほとんど手間をかけずに、
荒稼ぎしてます・・・・
なんか、システムがおかしいような気もします。
おかしな社会になっていますが、教育機関自体が既におかしなことになっているんですかね。