2007年08月15日

介護労働者の賃上げ、もっと早くやってよ。

 介護分野の人材確保を図るため、新たな指針を厚生労働省が7月26日にまとめました。


 給与水準の引き上げといった労働環境の改善が大きな柱となっています。


 以下、指針の内容をざっとみますと・・・

 今後介護保険サービスの需要が一層拡大し、必要な介護職員数が2004年の約100万人から、2014年には140〜160万人になると推計しています。

 介護労働者の給与水準は、2005年の統計で、男性の福祉施設介護員が年収315万円、女性のホームヘルパーが262万円だそうで、これは全労働者の平均453万円より格段に低い状態です。

 離職率も高く、現在、人手不足が生じていると指摘しています。

 このような現状から、介護労働者の人材確保のため、福祉・介護施設の経営者や国、地方自治体に対し、介護労働者への適正な給与水準の確保を求めた内容となっています。


 こんなこと、もっと早くやっとけよ・・・

 介護労働者の労働環境が悪かったり、給与水準が低いのは、もう何年も前から社会問題になってるんですから。

 いままでどれだけの介護労働者が、どれだけ血の汗と涙を流し、苦しんできたか・・・・

 いままでどれだけの人たちが、この問題を声高に叫んできたか・・・・

posted by ひろ★ at 20:00| Comment(1) | TrackBack(2) | 介護・介護保険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年07月22日

コムスンの闇は依然深く

 コムスンによる介護報酬の不正請求額が、今日までに12の都県で認定された合計が5億円に上っていることが報道されました(読売)。

 15の県で不正請求は認められなかったようですが、その他の20道府県ではまだ監査中のようで、不正請求の総額は相当増えるのではないでしょうか。

 コムスンは職員の水増しを執拗に繰り返し、向こう5年間、既存の介護事業所の更新と新規事業所の認可が既に下りなくなっています。

 その他、コムスンも含め親会社のグッドウィルが派遣社員の日給から強制的に徴収したお金が目的外に利用されていたりと、コムスンやグッドウィル・グループの不正・違法行為の闇は、底が全く見えませんん。

 オソロシや・・・・・・果たしてこの会社は、これからやっていけるのでしょうか・・・

 私の感覚からすると、やっていることは違いますが、その本質は、ミートホープと同じにしか思えません。だから普通に考えれば、この会社はもう終わりなんじゃないかと思うのですが、こんな私の感覚は、おかしいでしょうか・・・

 ミートホープと多少違うのは、ミートホープはあれだけ長年にわたり不正を続けてしまっては、従業員も一定の責は免れないと思いますが、コムスンのほうが従業員にはほとんど責任がないということぐらいでしょうか。

 不安な日々を過ごしているコムスンの従業員と、介護を受けている人たちに、一日も早く安心が訪れることを祈ります。

 
ラベル:コムスン
posted by ひろ★ at 13:58| Comment(0) | TrackBack(0) | 介護・介護保険 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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