2007年07月28日

グッドウィル違法残業?何をやってるんだか・・・

 かのグッドウィル・グループの人材派遣事業を行っている会社「グッドウィル」が、厚生労働省から36協定の締結の仕方が不適切だとして指導を受けたとのこと。

 36協定とは、労働基準法36条の規定に従い会社と労働者側が締結する労使協定で、内容は労働者に法定労働時間を超えて労働させる場合(残業)のルールを定めるものです。

 労使協定は、労働者による投票などによって選任された労働者の代表と会社が締結しなければいけないのですが、グッドウィルは労働者代表を実質的に会社側が選定していたらしいです。

 全国の853ある事業所で、再締結の準備を始めたのですが、手続きが遅れ、新しい協定書を労働基準監督署に提出できないまま旧協定の期限が切れてしまい、今月から36協定が締結されないまま、通常通り従業員に残業をさせている視点が続出しているとか。

 まいりましたね、こりゃ。(´Д`)

 小さい会社ならともかく、普通、これだけ大きい会社なら、これぐらいのことはきちんと体裁は整えますよね。

 また、普通ならこれくらいのことで大事にはならないでしょうが、グッドウィルを巡っては、二重派遣などそのほかにも労働法違反の疑いがあり、コムスンの問題もしかりで、厚生労働省が腰を上げる事態に。

 新聞ネタにもなってしまいました。

 まあ、いろいろと問題を抱えている会社だから、36協定もまともに処理できないレベルの低い支店長しかいないのでしょう。

 何の罪もない従業員の方々は、きっと今まで、それは苦労していたことでしょう。
 
 早く少しでも安心して働けるよう、この会社は、小さなことでも表に出したほうがいいですね。
ラベル:残業
posted by ひろ★ at 01:28| Comment(0) | TrackBack(0) | 労働問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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