10月15日、テレビ番組などで人気がある橋下徹弁護士は、巨大掲示板「2ちゃんねる」に自身と家族の殺害予告が掲載されたとして、刑事告訴したことを自身のブログで明らかにしました。
橋下弁護士は殺害予告について通報を受けた日本弁護士連合会から橋下弁護士の事務所に連絡があり、この事実を知った模様で、2ちゃんねるには10月7日付けで「橋下弁護士の一家惨殺してやる」というタイトルのスレッドが立っていたそうです。
一方、山口県光市の母子殺害事件の被告弁護団のほうは、内紛が勃発し、分裂の様相を呈しています。「赤ちゃんを床に叩きつけたのは『ママゴト遊び』」といった主張の表現などに、弁護団の一員である今枝仁弁護士が反発したことなどで、「弁護団から排除された」としており、被告弁護団は迷走の色を濃くしている模様です。
弁護団の内紛は、2007年10月14日付のブログで今枝仁弁護士が明らかにしています。今枝弁護士は、当日の弁護団会議で意見が対立し、主任弁護人の安田好弘弁護士と弁護団長の本田兆司弁護士から、「弁護人から降りてもらいたい」と言われたと記述し、そして、15日に被告の元少年に説明したうえで、辞任する意向さえ示しているとのことです。
何か不毛な裁判のような気さえしてきました。
これでは、被害者、および被害者の遺族は、いつまでも救われません。