国民年金基金連合会の調べによると、掛け金の運用方法を加入者自身が決定する企業年金の一種である、「確定拠出年金」(日本版401k)で、2006年度末で約8万人分の年金資産が運用されていないまま放置されているそうです。
運用されていない資産の額は211億円に上ります。
このまま放置されてしまうと、将来年金が給付されなくなってしまう可能性も指摘されていて、新たな「年金問題」に発展するのではと懸念されています。
資産が放置されるのは、加入者が確定拠出年金を導入していた企業から、導入していない企業へ転職したり、導入している企業を退職して会社員の妻など第3号被保険者になったりした場合に起こっています。
確定拠出年金は、原則60歳まで自分で運用しないといけないそうです。
途中で転職した場合は、連合会が実施する個人型の確定拠出年金に資産を移管したり、一定の条件満たす場合は運用をやめて一時金の支給を受けるなどの手続きが必要なんだそうです。
またこれ、あくまでも加入者の申告主義だとか言って、通知とかしてないんじゃ・・・
加入者が何も手続きをしないでいると、自動的に連合会に資産が移管されてしまって、運用されなくなるので資産が増えなくなるどころか、毎月50円の管理手数料が取られて逆に資産が目減りしていってしまいます。
さらに、確定拠出年金に加入しているとはみなされないので、年金の受給が可能な年齢になっても、個人型の確定拠出年金に移す手続きをとらない限り、年金が支給されないそうです。
国民年金基金連合会さん、ほったらかしにだけは、しないでください・・・
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